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NiFAニュース 第103号

令和4年1月17日発行

新年祝辞

新年のごあいさつ

公益財団法人 日本サッカー協会 会長
田嶋 幸三

新潟県のサッカーファミリーの皆さん、明けましておめでとうございます。

創立100周年を迎えた日本サッカー協会は、次の100年に向けて新たな一歩を踏み出しました。現在、デジタル化を進め、新たなメンバーシップ制度を構築して生涯スポーツとしてのサッカーを確立すべく取り組んでいます。そのためには誰もが目的やレベルに応じて、思う存分サッカーを楽しめる環境があることが不可欠です。一方、SDGs(持続可能な開発目標)の達成や女性活躍社会の推進といったところでスポーツは重要な役割を果たしていくでしょう。これからも新潟県サッカー協会をはじめ、各都道府県サッカー協会の皆さまと共に、サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の健康と社会の発展に貢献していきたいと考えています。

FIFAワールドカップへの出場権を懸けたアジア最終予選(Road to Qatar)も残すところあと4試合、いよいよ正念場です。今年はU-20/U-17日本女子代表も世界大会を控えていますし、2023年の女子ワールドカップに向けた強化も始まっています。

日本サッカーを象徴する各カテゴリー日本代表が継続して国際舞台で活躍することで日本に希望と勇気を届けていきます。今年もご声援よろしくお願いします。

新年を迎えるにあたり

一般社団法人 新潟県サッカー協会 会長
柄沢 正三

明けましておめでとうございます。
新年を迎えるにあたり、あらためて登録チーム・選手、役員・専門委員会・地区サッカー協会並びに各連盟の皆様の事業に対するご理解とご支援に厚く御礼申し上げます。

県協会は、サッカーを通じてスポーツ文化を創造するという理念の下、サッカーに関わる多くの方々と共に将来を見据え今年も力強く活動を推進してまいります。
サッカースポーツの入り口となるキッズへの誘い、女子サッカーの普及育成活動、ウォーキングサッカーなどの健康志向分野や高齢者への働きかけ、そして障がい者に開かれたスポーツ環境の整備などに取り組んでまいります。
新潟県サッカーは、多くのカテゴリーが全国レベルにありますが、これはジュニアからジュニアユースそしてユース年代へと続く育成の確かさを証明するものであります。県協会は、各選手の強化育成と指導者・審判の拡大などの施策を支援してまいります。

アルビレックス新潟の昨シーズン前半戦の快進撃は我々を熱狂させました。Jリーグ最大の集客を得て、今年こそJ1昇格を果たすことを期待します。新たに創設された女子プロサッカー「WEリーグ」に参戦したアルビレックス新潟レディースは、秋・春制という難しい日程の中で前半を苦戦していますが、再開後の巻き返しが望まれます。この両チームの存在は新潟県サッカーの象徴であります。プロサッカーが身近にあることが県サッカーの向上に果たす役割はますます高まります。県協会はこの両チームを積極的に支援するとともに、両チームと協働して普及活動に取り組みます。

県協会は、今年も感染症対策に配慮しつつ、役員はじめ指導者・審判等の関係者とともに大会や各種イベント等の安全な開催に努めます。また、ご家族はじめ多くのサッカーファミリーの皆様の観戦や応援のある日常が戻ることを目指します。
本年も、会員及び関係者並びにサッカーファミリーの皆様のご健康とご多幸を祈念いたしますとともに、県協会の活動にご支援賜りますようお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

株式会社アルビレックス新潟
代表取締役社長
中野 幸夫

新年明けましておめでとうございます。
日頃より、新潟県サッカー協会ならびに新潟県内のサッカー関係者の皆様におかれましては、多大なるご支援やご声援を賜り、深く御礼申し上げます。

昨年も新型ウイルスの影響により、さまざまな制限下でのクラブ運営となりましたが、ワクチン接種に携われた皆様や医療現場の最前線で働く皆様のご尽力や、地域の皆様の感染予防対策のおかげで、ホームゲームのご来場者はJリーグ最多となりました。トップチームは、開幕から13戦負けなしと好発進を切ったシーズンだったからこそ、目標としていたJ1リーグへの昇格を果たせなかったことが大変に悔しく、皆様のご期待に沿えなかったことへ、心からお詫びを申し上げます。

クラブ創設から27年目のシーズンを迎える今季は、新潟を愛し、新潟の皆様から愛されるチームになるというコンセプトを継続しながら、フィールドでの成功を求めて活動する所存です。昨年にコーチとしてアルベルト前監督を支え、手腕を発揮してくれた松橋力蔵氏を新監督に迎え、これまで積み上げてきたボールを保持しながら常にゴールを狙い続けるプレースタイルに磨きをかけ、より攻撃的で組織的なサッカーを目指し、一丸となって戦っていく決意です。

プロサッカークラブとして、サッカーの楽しさや新潟の素晴らしさを広く伝えることはもちろん、「楽しい新潟」を創ることがクラブの使命と捉えております。皆様のご期待やご声援にお応えできるよう、地域連携を深めながら、新潟の魅力の創造とスポーツ文化のさらなる発展に貢献してまいります。
本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

アルビレックス新潟 監督
松橋 力蔵

新年明けましておめでとうございます。
日頃より、新潟県サッカー協会ならびに新潟県内のサッカー関係者の皆様におかれましては、多大なるご支援やご声援を賜り、深く御礼申し上げます。

2022シーズンから、アルビレックス新潟の監督に着任いたしました、松橋力蔵です。昨シーズンにコーチという立場で関わらせていただいた中で、トップチームの監督を任せてくださったクラブに感謝を申し上げると共に、とても光栄で身の引き締まる思いです。

今シーズンは、これまで積み上げたスタイルに加え、勝利に固執する姿勢を求めていきたいと考えています。昨シーズンを戦った中で、まだまだチームは変われると思っています。一緒に戦う選手たちもさまざまな経験を蓄えておりますので、個の力も引き出しながら、常に勝ち続けることを目指していきます。勝利に固執する気持ちが、ご支援や応援をしてくださる多くの方々に伝わるようなサッカーを展開していきたいと考えています。

新潟全体が期待しているJ1リーグ昇格に向けて、自分の力を最大限に発揮するのはもちろん、チーム一体となって立ち向かっていきたいと考えています。新潟県サッカー協会のご関係者様をはじめとして、地域の皆様の熱い応援にお応えするためにも、クラブの目標達成に向けて、全力で取り組んでまいります。

本年も、アルビレックス新潟へのご支援を、何卒、よろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

株式会社アルビレックス新潟レディース
代表取締役社長
山本 英明

皆さまとともに新年を迎えられましたこと、選手・スタッフ一同、心よりお慶び申し上げます。旧年中は県サッカー協会をはじめ各市町村・地区協会、学校やクラブチーム等サッカー関係者の皆さまには、多大なるご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。また、ウイルス禍でも感染対策を取りながらチームを力強く後押しいただいたファン・サポーターの皆さま、一方で昼夜を問わずご尽力いただいた医療従事者の皆さまにも深く感謝申し上げます。

さて、昨年はWEリーグ開幕を機に日本に新しい職業『女子プロサッカー選手』が誕生しました。お蔭さまでアルビレックス新潟レディースもその夢舞台に立つことができ、皆さまに育てていただいた新潟出身5選手が所属し、アカデミー生2選手がトップチーム登録するなど明るい話題もありました。今年はプロ集団としてより一層輝きを放ち、未来あるサッカー少女の憧れになれるよう精進して参りますし、選手たちがサッカー活動や地域活動にご一緒させていただく機会を多くし、“元気や笑顔あふれる新潟の女子サッカー”となるよう、「見る」「する」「支える」スポーツ文化づくりに努めて参りますので、本年もご指導ご鞭撻と温かいご声援をよろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

アルビレックス新潟レディース 監督
村松 大介

新年明けましておめでとうございます。
日頃より、新潟県内のサッカーファミリーの皆様におかれましては、多大なるご支援やご声援を賜り、厚く御礼を申し上げます。

さて、待ちに待った国内初の女子サッカープロリーグであるWEリーグが昨年9月に開幕しました。私が指導者をスタートさせた20年前と比較しますと、現在の女子選手はサッカーに触れる機会が増え、技術力が向上してきたと感じております。これもサッカーができる環境を提供してくださる保護者の皆様や育成年代に関わっている指導者の皆様のご尽力だと思います。我々としては新潟を代表する女子プロチームとして、多くの女の子の憧れの存在になれるよう取り組んで参ります。

現在のチーム活動状況は、リーグ戦前期(9位)及び皇后杯(ベスト8)の結果は満足できるものではないですが、「ゴールへ突進」「コンパクト」をキーワードに選手たちは前向きに練習に励んでくれています。ひたむきに、よく走り、声を掛け合い、90分間自分たちの持ち味が出せるよう3月から始まるリーグ戦後期と未来に向けて準備を進めます。

アルビレディースを支えてくださる、老若男女問わず沢山の方々と想いを共有しながら戦って参りたいと思います。本年も宜しくお願い申し上げます。

試合結果の報告

プリンスリーグ北信越 参入戦に出場して

日本文理高校 サッカー部 監督
駒沢 隆一

今シーズン4戦目の対戦となる開志JSCさんとの対戦成績は1勝1敗1分の5分。
相澤デイビッド等を大学受験で欠く苦しい布陣でした。前半先制を許しましたが3年生達が踏ん張り、逆転で勝利です。

これにより、TOPチームは来季4シーズン振りのプリンスリーグ復帰となり、県リーグ所属の2nd、3rd、4thの4チームがワンランクアップの同時昇格達成です。2022年度はプリンスリーグ、県リーグN1、N2、N3、N4と本校サッカー部は5チームが参戦予定です。

前年度成績により各県の参入戦出場枠が決定し、1回戦の同県対決がないよう抽選されています。
抽選の結果、複数チーム参加の新潟、福井、富山からの出場チームはいずれも同サイドとなるなど、いつもながら疑問の残る抽選結果です。

選手権予選の敗退から2週間あまり、気持ちの切り替えと、コンディションの持続は簡単ではありませんでした。
高校サッカーのラストを勝利で飾り、後輩たちへ素晴らしい戦いの場を残して笑顔の引退。
後輩たちのために結束した3年生の活躍に拍手を送ります。

1年間、多くの皆様に応援していただきました。加えて大会の運営にご尽力くださった全ての皆様に心より感謝いたします。

これからも日本文理らしさを失わず、応援してもらえるチームでいられるよう精一杯頑張ります。
新チームの活躍をこれからもご期待ください。

プリンスリーグ北信越 参入戦

北信越各県の1部リーグ上位チーム(8チーム)により、2022年度プリンスリーグ昇格の2枠を争います。

1回戦

日時・会場 2021年11月20日(土)能登島Aピッチ
試合結果 日本文理 4(1-0/3-1)1 福井商業(福井2位)
得点者 権田辰郎(横浜栄FC)
斉藤優太(エボルブFC)
相澤デイビッド 2(FC福生)

代表決定戦

日時・会場 2021年11月21日(日)能登島Bピッチ
試合結果 日本文理 3(3-1/0-0)1 開志JSC(新潟2位)
得点者 斉藤優太(エボルブFC)
曾根大輝 2(1FC川越)

高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ北信越昇格について

F.THREE U-15 監督
福田 将宗

この度、高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ2021 新潟県1部リーグにおいて初優勝を果たし、入替戦で勝利し、念願の北信越リーグへ昇格することができました。コロナ禍の中、大会を開催するにあたりご尽力いただきました、全ての関係者の方々に心から感謝申し上げます。
また、対戦していただいたチームの皆様、応援していただいた皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

今大会では、中学3年間の集大成として日々の練習で積み上げてきたことを全て出しきることをテーマに一戦必勝で試合に臨みました。
自分のマッチアップする相手に対して、球際、空中戦の攻防、攻守の切替、1対1でそれぞれが勝つことを意識し、試合終了まで個々で小さな勝ちを積み上げた結果、チームとして勝利することができました。
また、一人一人がチームの勝利の為に自分の役割を最後まで全うできたこと、仲間が助けを必要とする場面で労を惜しまず一歩踏み出せたこと、苦しい時間帯にポジティブなアクションでチームを鼓舞することなど、3年間積み上げてきたF.THREE STYLEを体現できた試合となりました。

来季は北信越リーグで躍動できるように良い準備をし、クラブ一丸となって全国の舞台を目指して取り組んでまいります。
今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。

JFA 第45回 全日本U-12サッカー選手権大会 全国大会について

アルビレックス新潟U-12 監督
小林 高道

アルビレックス新潟U-12は12月25日(土)~28日(火)にて鹿児島県で開催される「JFA第45回全日本U-12サッカー選手権大会」に参加しました。
川崎フロンターレU-12、串本ジュニアFC、バンディッツいわきジュニアと同じリーグとなり、結果は全敗、第一次ラウンド敗退と厳しいものになりました。

今大会はベスト8を目標に掲げて挑んだ大会で、非常に悔しい結果となりました。
川崎フロンターレU-12さんをはじめ、試合における強度や技術の差が顕著に表れ、課題が多くみられました。
今大会で上位に進出しているようなチームは、フィジカル的にも質の高い選手やスピードのある選手が多くみられましたが、スピードが上がった中でボールを扱う技術の高い選手やアイデアを多彩に繰り出せる選手がチームの中に必ず複数名いました。
今回の貴重な経験を活かし、新潟サッカーの更なる発展を目指して頑張ります。

最後になりますが、今大会を運営して頂いた関係者の皆様、たくさんのご支援とご協力頂いた皆様にこの場を借りて心より感謝申し上げます。

JFA 第45回 全日本U-12サッカー選手権大会 全国大会について

アルビレックス新潟U-12 主将
阿部 心

僕達は、待ちに待った第45回全日本U-12サッカー選手権大会に出場しました。
全国的寒波の予報通り、鹿児島はとても寒く、雪の暴風の中の試合となりました。

第1試合前半は、緊張し、うまく試合に入れないまま大量失点をしてしまいました。後半、少しずつ自分達のやりたいプレーをすることができましたが、守備が甘く失点を重ねる結果となりました。でも、あきらめずゴールを狙い、1ゴールあげることができました。
2試合目は、1点を自分が返し追いつきましたが、後半、失点からリズムが崩れてしまいました。
3試合目も、前半はできていた自分達のペースを後半保てず負けてしまいました。
全国は厳しくレベルの差を痛感しました。自分達は対応が甘かったと思います。

これからは、攻守共に厳しく気を抜かず、練習に取り組み少しでも全国との差を縮められるようにしたいです。
応援ありがとうございました。

活動報告フジパンカップ北信越大会

四種委員会
金子 玄益

何よりも、天候に恵まれて良かった。11月の下旬ともなれば、いつ天気が崩れてもおかしくないのだが、天気はわれわれに味方してくれた。
北信越大会はこれまでも何度か開催しているが、フジパングループさんが特別協賛し、テレビ放送がつく形では、初めてのことである。
いつもはお互い気心の知れた県内のテレビ関係スタッフと大会を運営するのだが、この大会の運営中心が他県のテレビクルーであったので、事前の打合せ等もなく、現場での力がためされるような状況であった。

トーナメントで行われた大会は、本県代表のチームが力を発揮し、中でもアルビレックス新潟U-12が決勝戦に進出、北信越チャンピオンを長野県代表の松本山雅U-12と競うこととなった。
決勝戦は開始直後と終了直前に得点した、松本山雅が2対0で優勝したが、初優勝をねらうアルビと県大会優勝を逃しこの大会にかけてきた山雅の決勝戦は、北信越の決勝を飾るにふさわしい内容の試合であった。
大会運営は大変だったが、スタッフが一丸となり大会を成功へ招くことができ、充実の二日間であった。

最後に大会にご尽力をいただいた、北信越の役員のみなさま北日本放送さま、フジパングループさまに心から御礼を申し上げたい、本当にありがとうございました。

皇后杯 JFA 第43回 全日本女子サッカー選手権大会に出場して

JAPANサッカーカレッジレディース 監督
繁田 真名美

昨年から続く、新型コロナウイルスの影響により地域大会が中止となり、イレギュラーな形となりましたが、2年連続で皇后杯に出場させて頂きました。

私達は高校生主体のチームで活動しており、様々なチームと対戦できるこの大会を、成長できる絶好の機会としています。今年は1回戦突破を絶対の目標とし、「WEリーグ・なでしこリーグのチームと対戦する!」を合言葉に大会に臨みました。

結果は、追手門高校との1回戦を6-3で勝利。なでしこリーグ1部のセレッソ大阪堺レディースとの2回戦は、0-8で敗退。同年代との戦いで、現在のリアルな立ち位置を確認し、格上との戦いで「差」を痛感した悔しい大会になりましたが、どんな相手にも正面からぶつかりにいった選手達には、負けはしたものの「もっと強くなりたい」と実感させてくれた良い経験になりました。今大会も成長させて頂きました。

大会開催にあたり大変な情勢のなか大会運営にご尽力頂いた関係者の皆さんに感謝し、来年も絶対にこの大会に帰ってこられるようこれからも精進していきます。

大会に向けての抱負

自分たちらしさ

新潟大学女子サッカー部 主将
吉岡 優李

今年は新潟大学女子サッカー部にとって、間違いなく飛躍の年だった。この一年間やってきて分かったこと、それは、楽しむために勝つ。勝つことは楽しいことだということ。私たちの部活は多種多様なメンバーで構成され、サッカーに人生を捧げてきた人たちばかりではないからこそ、今まで正直、勝つことにそれほどこだわってはこなかった。しかし、私はこの一年間キャプテンを務めてきて、みんなのことをとてもよく見て、楽しむためにどうしたら良いか考えてきた。そこで、勝利した後のみんなの笑顔から勝つことの大切さを知った。もちろん、結果がすべてではないが、勝とうとすること、またその過程で目標を持ち、努力することがどれほど大切なのか気づいたのだ。

今年の私たちは、勝つことの楽しさを知った。努力の大切さを知った。また、自分たちらしさを失ってはいけないことを知った。全国の強豪校が集うインカレ、その中でも私たちにしかない「自分たちらしさ」があると信じている。沢山の応援を胸に、全国の舞台で自分たちらしさを最大限に発揮したい。

4年間の集大成

新潟医療福祉大学女子サッカー部 監督
草木 克洋

私のチーム作りも4年目を迎え、新潟から全国で戦えるチーム作りを軸に取り組んできた。この4年で選手たちは大きく成長してくれた。サッカーの内容も変化をし、自分で考えプレーする自立したものへと進化を遂げた。昨年はもう一歩の所で悔しい思いをした。その悔しさを糧に日々取り組んだ。チームでの競争、協力、変化、どれをとっても選手たちは素晴らしい取り組み方をしてくれた。全国で戦えるチームが出来上がったと感じる。

コロナ渦で行動に制限がかかる中で活動を行い、この大会に向け準備を重ねてきた。一つでも多くの勝利を獲得できるよう粘り強く戦いたい。人とボールが動くサッカーを表現し全日本大学女子サッカー選手権大会へ挑戦する。

チームスローガン「Vincere」勝利するために全力で闘い抜き、ベスト4入りを目指す。選手たちが躍動する姿に皆様のご声援よろしくお願いいたします。

審判委員会だより

全日本U-15女子サッカー選手権に参加して

JAPANサッカーカレッジ サッカーコーチ研究科
河野 由依

北信越女子審判委員会からの推薦を受け、今回初めて全国という舞台で主審を務めさせていただきました。他地域の審判員の方と初めて会って、初めて組ませてもらって助けてもらいながら何事もなく試合を終わらせることができてよかったです。がちがちに緊張することなくいい緊張感の中全国という舞台を楽しめたと思っています。

試合に臨むに当たって、参加チームがこの試合のために練習をしてきているので、選手が全力を出し切ってストレスのない試合ができるようにということを心がけて試合に入りました。試合が始まると、ほとんどファウルがなく全力でプレーをしてくれてとてもいい試合内容になったのではないかと思っています。

試合後の振り返りでは、言葉だけではなく実際にデモンストレーションを交えながら教えていただけたことによってとてもわかりやすく理解することができました。また人への伝え方という部分でもとても勉強になりました。

試合終了のホイッスルを吹いた瞬間に負けてしまったチームの選手が涙を流しているのを見て、全国という舞台の大事な試合に関わらせてもらって改めて責任の重さを感じました。このような貴重な経験を与えてくださったすべての方に感謝をし、今後に生かせていきたいです。

ぼくの夢・わたしの夢

3種(中学生)

新潟市立柳都中学校
白瀬 倖太郎

ぼくは小学校3年生の時に、サッカーを始めました。最初の大会でもらった背番号が1番で、GKを始めました。最初はうまくいかずGKをやめたいと思う時もありました。そんな時コーチが「GKはシュートを止めるだけじゃない。」と教えてくれました。その後、「声」でチームを支えることを意識したら、自分に自信がもてるようになりました。

中学生になりクラブチームでサッカーをしていましたが、チームが解散してしまいました。その後部活動に柳都中サッカー部に入りましたが、中々勝つことができず、これでサッカーをやっていけるのか不安になりました。しかし、チームメイトが一生懸命やっている姿をみて、自分もがんばろうと思いました。そして、最後の中学生最後の大会では県大会出場とはなりませんでしたが、人生で一番楽しい大会になりました。

高校では1年生からスタメン入りを目指し、がんばりたいです。そして高校を卒業してからも、チームメイトから尊敬されるGKになれるようにがんばります。

F.THREE U-15
山城 海渡

僕の目標は冬にあるフットサル大会で優勝することです。

僕は小学校の時にサッカーを始めました。中学でも大好きなサッカーを続け、全力で練習してきました。2年生になり、11月のクラブユース新人大会が行われました。結果はベスト8で敗退というとても悔しい思いをして終わることになりました。その悔しい思いをバネにして、今はフットサルの大会にむけて毎日練習をしています。フットサルはサッカーと違うので、慣れるのに時間がかかります。ですが、練習やチームでの紅白戦を通して、もっと自分の技術を高められるようにしたいです。そして、チームメイトと協力して、大会では全力を出し切って優勝を目指してがんばります。

今はコロナ禍で制限されていることもありますが、サッカーができていることに感謝して、中学最後の年にたくさんのタイトルを獲得できるようがんばっていきたいです。

4種(小学生)

高田サッカースポーツ少年団
青野 悠佑

僕の夢はまだ具体的に決まっていません。けれど、サッカーはこれからもずっと続けてゆきたいと思っています。その理由は、僕はサッカーを2年生からこれまで5年間続けてきましたが、まだレベルアップ出来るところがたくさんあると思ったからです。これからもサッカーを続けていって、もっともっと上手になれば、世界のサッカーリーグで活躍できる有名な選手になれるという将来の理想があります。そうした理想をかなえる為に、していきたいことが3つあります。

一つ目はサッカーの強豪校に入って、強い仲間やライバルと共にたくさん練習してサッカー技術を上達したいと思います。二つ目は身体のケアのことです。以前、練習の後に体操をしないでいて、ケガをしてしまうことがありました。そのようなことがないように、ストレッチをしっかりとしたいと思っています。三つ目は栄養バランスが摂れる食事をすることです。僕は好き嫌いがあり、肉やご飯はたくさん食べますが、ビタミンをあまり摂っていません。これからは野菜を食べる機会を増やしていきたいと思っています。

理想に少しでも近づけるように毎日毎日努力してゆくうちに、将来の夢がはっきりしてくると思っています。

小千谷SC U-12
瀬沼 優空

ぼくは、幼稚園からサッカーを始めました。
始めたきっかけは、お兄ちゃんがサッカーをしていて、一緒にボールをけったりしているうちに楽しくなり上手になって試合に勝ちたいと思ったからです。

将来の夢は、トニ・クロース選手のようなプロサッカー選手になる事です。正確なキックと判断力、そしてボールコントロールのうまさががあるので、ぼくもそんな選手になりたいと思っています。
そのために、日頃の練習を頑張る事や、ご飯をたくさん食べて体を大きくし、世界でも通用する選手になりたいです。

まず中学生になるので、今までより厳しい練習が待っていると思いますがレベルアップしライバルに負けないように頑張る事と勉強も頑張って両立できる選手になりたいです。

朝日サッカー少年団
本田 梨央南

わたしの将来の夢は薬剤師になることです。薬剤師になりたいと思った理由は、二つあります。

二つ目は、患者さんとより仲良くなれるからです。患者さんのより近くで話したり、容態を確認したりすることができるからです。
でも、今まで続けてきたサッカーをやめたくはないので、将来の夢は薬剤師になることでも、サッカーというスポーツを楽しみながらやっていけたらいいなと思います。

文武両道がモットーですが、自分が今やりたいと思うことを楽しんでやっていきたいと思います。

UNITE新潟FC
小山 桃果

私の夢は、みんなに楽しんで貰えるようなプレイヤーになる事です。

私は、小学校1年生から6年間サッカーをしてきました。その中でも一番楽しいと思う瞬間は、ゴールを決めたり、アシストをしたりした時です。ゴールを決めると、チームメイトやコーチ、お父さん、お母さん達もとても喜んでくれます。
みんなが喜んでくれる事が私はとても楽しいです。この楽しさがあるからこそ、これまでサッカーを続ける事ができたと思います。

来年からアルビレックス新潟レディースU-15に入団します。チーム練習ではもちろんの事、家でも自主的に個人練習に取り組み、将来は、なでしこジャパンの選手になって活躍したいです。

これから先も、チームメイトやコーチ、お父さん、お母さん達と一緒にサッカーを楽しんでいきたいです。